木曾恋三度笠
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股旅者の中乗新三が草鞋を脱いだ鉄五郎親分に頼まれて、切った男が
幼馴染。
事切れる前に言うには、女は自分の女房で鉄五郎こそ狙っていたと・・・。
後悔した新三は、幼馴染の女房が居る故郷を舞台に鉄五郎との決戦とな
る・・・。 |
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紺屋高尾 |
紺屋職人の久蔵が高嶺の花の花魁・高尾に惚れて、焦がれて、置き屋に
上がり、共に過ごした夢一夜。
帰る間際に「次はいつ?」と尋ねられ、「実は・・・」と白状した久蔵。
終いには気持ち通じて、二人添い遂げるという泣き笑い人情劇。 |
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つま恋道中
〜国定忠治外伝〜 |
友太郎は元国定忠治の子分で、その女房・おつまは元お茶屋の看板芸者。
忠治が仲をとりもって夫婦になり、今は堅気暮らし。
大恩ある忠治が赤城山に立て篭もる噂を聞いた友太郎は悩む。
その友太郎に嘘の愛想づかしをするおつま。
女心を背に負って、友太郎は赤城山へと向かう・・・。 |
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魚河岸の花 |
義理の親・魚屋吉兵衛に売られようとするところを、義理の兄・吉三の機転
で救われ、親の住む浪花へ逃されたお民。
その後、魚屋吉兵衛殺しで追われる吉三は、美しく武家の娘となったお民と
再開するが・・・。 |
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神崎与五郎 東下り |
忠臣・赤穂浪士・神崎与五郎、東下りの一場。
主君・浅野内匠頭の切腹後、神崎与五郎は討ち入り計画に従い秘密裏に
江戸へと向かう。道中、馬食らいの牛五郎から馬にも乗れない侍と馬鹿に
されるが我慢の与五郎。
後々、牛五郎は講談師の語る「忠臣蔵」に与五郎の勇姿を聞き後悔の涙を
流す。 |
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『瞼の母』 『雪の渡り鳥』 『水掛時次郎』 『入墨丁半』 『一本刀土俵入り』 他多数 |
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■■■ その他の演目 ■■■ |
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長谷川伸股旅歌謡集 |
股旅とは作家・長谷川伸が世に送り出した言葉である。
師の作品は「瞼の母「「水掛時次郎」「一本刀土俵入り」など皆様におなじみ
の作品も多い。それは単なる切った張ったに留まらず、人情の気味を愛し、
義に生きる人間の生き様を描いた作品である。
その数々の名作・名場面を唄で綴り、殺陣もふんだんに取り入れた市川
富美雄劇団自信の十八番狂言。 |
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浪花恋しぐれ・桂春団治 |
浪花の名物男、落語家・桂春団治の物語を歌謡ドラマに作りあげました。
人情あり、笑いありの皆さんに喜んでいただけるアットホームな暖かい
物語です。子役の市川加賀女の当たり役、桂春団治の女房を勤めます。 |
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矢切の渡し |
「あなたが二十歳、私が十九の時だったわね、三味線のお稽古に、行きも
帰りもこの矢切の渡し場で・・・」、ロマンチックな恋物語を矢切の渡しの唄
にのせ、子役・市川加賀女がおしゃまな芸者役に扮して、座長・市川富美
雄との絶妙のカラミでお送りする、喜劇タッチの歌謡ドラマ、劇団人気の作
品です。 |
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コミカルソング |
座長・市川富美雄がかわいらしい子供役に扮し、昔懐かしの唄、「夕焼け
とんび」「愛ちゃんはお嫁に」「お花ちゃん」などコミカルソング集を唄う、台詞
を交えての喜劇風の楽しい歌謡ショーです。
特にお年寄りのお客様には喜んでいただいております。 |
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『舞踊ショー』 『藤娘』 『二人三番叟』 他多数 |